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洋室1の天井ローゼットの交換について。


洋室1にちょっと重い照明器具を付けるとき、既設の従来丸型引掛シーリングだと心配です。
引掛けがない場合は、荷重は5kgまでです。法律で決まっています。
それで、大きめのフル引掛シーリングローゼットにしようとしました。
電気機器の荷重を受ける引掛けがあると10kgまでになります。

カタログです。


該当する部屋(洋室1)のブレーカを切ります。

ライトやコンセントで電源が来ていないことを確認しました。テスターも0VでOK。


既設の従来丸型引掛シーリングは2本のネジで止まっていますので、外します。

電源ケーブルが付いたまま10センチほど引っ張り出し、マイナスドライバーでケーブルストッパーを押し、従来丸型引掛シーリングローゼットから電源ケーブルを外しました。

さあ、クローゼットの交換です。

交換しようとしたのはWG6005です。ビックサムで売っています。
定価で500円ですから、400円台で売っています。
写真下はWG6005の裏面(天井取り付け面側)です。

今回は電源側しか使用しませんが、送り側の接点も付いています。
電源側の穴とその右のW側の穴に線をつなぎます。電源側は黒線。
W側は白線です。WはホワイトのWなんです。
オレンジ色の突起は、線を外すためものです。

送りとは数個の照明器具を、スイッチ1ケでON,OFFしたい場合、照明器具をつなぐためです。
天井裏で次々に送るわけです。
上の機器は、機器内部で「電源」ー「送り」が直結(ショート)し、上の「W」と下の「W」が直結(ショート)しています。

複数の照明器具に繋がっていると「送り」にも「電源」にも線が繋がっています。
後々、困らないように外す時はどっちがどっちなのか印をつけるべきですね。
そんなこと考えないで外した場合はテスターでチェックしましょう。テスターが無い場合は、どっちにつけてもOKなので、忘れることですな。
でも後日、複数から単独照明になった場合に、浮かす線を間違えると照明が点灯しないですから2度手間になりますな。


(機器によって電源ケーブルの接続方法が違いますので、必ずテスターで電源とWの絶縁を確認してください。
例えば、WG6005は送りと電源が離れていますが、上のカタログにあるWG6420はこれとは違い、送りと電源が近いです。
間違えたらケーブル焼損などの大事になります)

金具


さてWG6005の引掛け金具を外して、止めネジが入る部分(少し芽が出た球根型の穴)の天井にキリで少し穴をあけ、金具をネジで付けようとしたら、下写真◎の所で木ネジが裏に抜けました。
天井の石膏ボード裏に木(板)が付いていないのです。上は板(木)部分の想像図です。

上は既設の従来丸型引掛シーリングロ−ゼットが取り付けられている写真です。


WG6005は金具を4本のネジで止めるのですが、これでは左右の2本しか付けられません。


ある方からメールをいただきました。
板に止めるネジは、左右の2本で良いのだそうです。2本で10kgの耐荷重だそうです。
4つ穴があるのは90度取り付け角度を変えられる機能付だからとのことでした。
なるほど、上のカタログを良く読めば分かった筈です。

交換作業を止めなくてもよかったのです。

ということで、取り消し線を引いて載せます。(赤字と取り消し線は2007.03.31修正)



なお今、私は軽い照明器具を取り付けているので、ローゼットを交換してません。
必要が出てきたら交換しますけどね。



板の位置です。念の為、針を刺して見つけてください。

ということで、ちょっと迷いましたが、交換を止めました。
ネジ2本で耐荷重が何キロか分からないためです。

元に戻して終わりました。

もっと、幅の広い板にしてあれば良いのに、と思いました。
作るときの原価は100円も違わない筈なのにちょっとしたところで、手を抜かれて不便になっています。

部屋の改装時に頼むと良いかもしれませんね。


部材はクローゼット(500円弱)と木ネジ(径3.8mmで長さ38mm:100円:長さは良いが径で失敗。もっと大きい径のネジが良い)とワッシャー(ネジ選択に失敗したので、仕方なく家にあった適当なもの2個)です。
費用はワッシャーを除いてを約600円掛かりましたが、今は無駄になりましたっています

なお、ワッシャーが必要だったのは木ネジの径が3.8mmでは小さすぎたのです。径3.8mmでは木ネジの頭が球根穴から抜けてしまうのです。もちろん金具が天井に止まっていますから、照明器具が下に落ちることはありませんが、電気器具部分がズレ落ちるかもしれません。
次回の作業時には、ワッシャーが必要ない大きいネジを再購入します。

なお、我が家の既設の従来丸型引掛シーリングロ−ゼットは3.8mmの38mmで付いていました。


当ページは洋室1クローゼット交換時の参考にと思い載せました。

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